人の数だけ色がある。
色も人間と同じように
培ってきた歴史がある。
なので
色の意味は通り一辺倒ではなく
一般的なイメージとそれとは対極となるような
意味も持ち合わせている。
たとえばグリーン
街で見かける看板やチラシに
グリーンが使われていると
平和、穏やか、調和、落ち着く、癒し
などのイメージを抱きやすい。
植物の緑は心身をホッとさせてくれる効果があるから。🍃
かと思えば 恐れ、不安、毒や嫉妬という
ブラックな一面も持っているのだ。💀ヒヒッ
植物にはアクや毒成分があったり
若い芽はいつ何に襲われて芽を摘まれてしまうかわからないよぉ~という
ところからグリーンは恐れや不安の意味もあるのです。
:;(∩´﹏`∩);:
海外では歴史が異なるので捉え方も少々違うこともありますが
毒っ気という部分では同じなのか 合成着色料たっぷり
って感じの 気持ちの悪いグリーンが
妖怪や怪獣キャラクターに使われていることが多い。
見たことあるある。👻
変化を嫌う、できたら安定 現状維持していたいって
意味もあるグリーン ケド
そもそも植物は成長し土に還るもの
そんな変化も受け入れてるはず。
こうしたいろんな局面を併せ持つ色は
おもしろく まるで人間のよう。
いろんな面 あって人間らしい。
カラーアートセラピー体験で お客様が選び、彩られた色が
一般的な色のイメージと少し何かが違うなって
感じるとき
…しばらくすると
お互いの会話の中から ひょいっとワードが飛び出す。
この色は
最近のその体験からのぉ このワード
で しっくり…きましたぁ
と 共に腑に落ちる瞬間。
色は
自分では気づけなかった自分を発見してくれる。
その人の体験から紡ぎ出されたものもあるので
この色だからこの意味と一概には言えず
また 同じような体験をしてきた人が
同じような色を選んで塗っていたとしても
色のメッセージは
コピーしたように同じものは生まれないのです。
色と色塗りは
普段 感情を抑し込めたり スルーしたり
感じることを避け、見たくない心を
他のものにすり替えたりと
メンドクサイ技を使いこなしている人の心の様子を
優しく寄り添いながら
浮き彫りにしてくれるんです。
人の心は
瞬時に変わるもの。
グラデーションの微妙な色の変化も
ほんの一滴の色で変わっていくように
どんな自分の心の変化も味わってあげたいな。
8/27 神戸マルシェさんにて
カラーアートセラピーのワークショップを
出店しました。
セラピーで使用している色鉛筆は
☟水彩色鉛筆 ステッドラー カラトアクェレル60色。
芯がほどよく柔らかくて 年齢問わず塗りやすい色鉛筆。
木箱なので 開けると 木の香りが
ふわりと漂います。🌳
カラーアートセラピー 「5色からの贈り物」にご興味を持って
体験下さりありがとうございました。
神戸マルシェにて。
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